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シリコン?ノンシリコン?パート2.1


引き続き検証。

・シリコンが剥がれると髪の線維も剥がれる

この事実は実際に一昔前までのトリートメントで起こっていました。
現在も、それに近いビルドアップするデメリットを持ったシリコントリートメントもなくはないですが、
急速な乳化技術の発展や、シリコンそのものの多様化でほぼ解消したと言えます。
シリコンが剥がれると傷む、と言う前に
シリコンがあらゆる摩擦から守って本体が剥がれるのを守るわけです。
シリコンがなければとっくにキューティクルはベロベロです。
厳密に言えば、そのような皮膜剤はシリコンに限らず多様に存在しますが、
現時点でコストと性能を考えればシリコーンが最もいい選択肢の1つであることに間違いありません。

・5つ星はほとんどノンシリコンでは?

そんなことはありません。
むしろシリコンを含有しているモノの方が多いのでは?
では、ノンシリコンのものでいいものとは何かというと、つまりシリコンの役割を他の成分で代用しているもの。
かつ、それが(コストはかかるが)毛髪本来の姿に再生させることが可能であるものの場合が多いです。
つまり、細胞間脂質複合体(CMC)を再現した成分や、人工皮膚にも使われるキトサンをうまく組み合わせたものなどがそれだ。
持続性は欲しいが、かといって髪に使うほどビルドアップしていかない、という微妙なバランスが求められる。

・製品によってはシリコン濃度が非常に高く、頑固に大量に毛髪に吸着すると思います。

その付着したシリコンが何らかの外的要因(シャンプー、ブラッシング等)で剥れる際に、一緒にキューティクルまで剥がしてしまう可能性がある。 と何処かで見た記憶がございます。
毛髪のダメージ部は親水性となっており、
シリコーンは疎水性ですから、
元々ダメージ部には大量に選択的に吸着はできません。
ダメージ部を疎水性に再現するのはカチオン界面活性剤で、これの上から吸着します。
しかしカチオンとてシャンプー・すすぎのアクションで大部分が流失しますから、シリコンもわりときれいに流れてしまいます。
よって、シャンプーのたびにほぼシリコンは入れ替わっていると考えて良いです。
ちなみに、イオンの力で吸着しているシリコーン(現在はほとんど低濃度が主流)が離脱するときにキューティクルを一緒に引っぺがすということは、現在ではまずないと考えて妥当です。
極端な例でいえば、健康毛に高濃度のシリコーンをべっとりつけて、ブラッシングをしまくったりしたら剥がれるかもしれません。
しかし、それはキューティクルと一緒にシリコンが剥がれた、という図とも言えますが。。

どちらにせよシリコンにしても何にしてもトリートメントはダメージ部につける、が基本です。
意味もなく根元まで塗ったくると求める結果が得られない可能性があります。

・シリコントリートメントをやると髪の状態が悪くなるように感じる

これは、逆に言えばシリコンを含むトリートメントをやった際に極めて優れた毛髪コーティング力があるということです。
美容院にいくと驚くほど髪がツルツルになった経験をお持ちの方は多いと思いますが、
そこからの落差が激しく、傷んだように感じる場合があります。

ほとんどの場合、元に戻ったというだけで。

トリートメントを正しく選んで、正しく使用すれば誰でもすばらしい仕上がりにできます。
ただし、それは毎日のケアがあってのこと。
歯のケアで「フッ素コート」があるように、
髪もコーティングをすればこそツルツルになれるわけです。

→シリコン?ノンシリコン?part3



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